2017年7月1日土曜日

ヴァイオリン制作 その20

今朝は茄子の収穫と出荷があっただけで雨が結構降ってるのでまたヴァイオリンです。

表板側のライニング接着とバスパーの成型、接着です。
ライニングから。
結論。裏板側と何も変わらないので、接着後の写真だけ。
相変わらず、本当ならばブロック周辺はライニングはかぶさらないのですが、今回はごめんなさい。
全周ライニング張ってます。


側板からはみ出たライニングはあとで平面修正します。
今回の表板接着における平面修正には少し自信があります。
平面にやすりを張って、その上を滑らせます。
ストレートエッジで確認しながらの感覚での修正より、はるかに精度がでそうです。


次にバスパーです。
上に見えるのがバスパーです。幅5.5mmくらい。長さ280㎜。
角材では四方柾、だけどでっかい節が近くにあったせいで木目は湾曲。たぶん松系統。


曲面に対する接着はものすごく難しいです。
ある程度バスパーの形を表板によせてからチョークを表板に塗りたくってバスパーとこすり合わせます。
バスパー側にチョークが付着します。
つくということは、そこをけずっていくと、ラインが一致してきてぴったりはまるようになります。
チョークがついても、どれだけ削ればいいかは、感です。


なかなか密着してきたので、接着します。
専用のクランプを作ろうかと思いましたが、少しめんどかったので、横着しました。
表板が割れないか心配ですけど、たぶん大丈夫。

接着完了後、バスパー成型。
ライニング修正。

完了したらいよいよ表板も接着です。箱になります。

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