扱ったことのない樹種、思いのほか大きい材。
尻込みしていたというか踏み切れずにいましたがついに刃をいれました。
側板から作っていきます。
切り出した材料にスコヤを当ててみると、直角が全くでていません。
すこしは材木屋を信じていましたが、やはり精度までは出ていません。
なので、直角を出さねばなりません。裏表で寸法が変わってしまうので。
途中までカンナがけしてみた。
でもまだ右のほうがさがってるみたい。
でもなんだか切れ味が悪い。
うすうす気づいてたけど、切れなくなってきてる。
そりゃ、前に研いだのがハンマーダルシマーを作る前だったから1,2か月研いでない。
なので刃研ぎからです。
これが現状の刃の写真。
まぁ、写真では別にねぇ?よくわからないね。
大きな欠けはないみたい。
こんな冶具を使って研ぎます。
刃の先端をこんな風に木にあてて、冶具に固定します。
そうするとこんな感じ。
下にあるのが砥石(ダイアモンド)
なんでこんなことをするかというと、研ぐ腕がないからです。
この冶具を使えば、毎回同じ角度を刃につけることができます。
まずは150番で研いでみた。
次はいきなり1000番。
中砥。
次、2000番。
中砥。
次、確か6000番か8000番。
仕上砥。
妥協して研ぎ終わった刃。
研いだ箇所が一応鏡面になっていますね。
ここまでといだやつは、返りは服にでもこすっておきます。
カメラのレンズが少し映ってる。
あんまりピッカピカにはならなかったね。
装着!
削ってみたカンナくず。
まぁ、それなりに切れるようにはなった。
中断した作業を続けて直角をだしたのがこれ。
これで妥協するけど、今度は板目側の平面が出ていない。
でもこっちはある程度で目をつむる。
箱を作るときには平面、直角はすこしばかり気を使います。
歪んでしまうので。
続く。
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