2017年10月20日金曜日

ハープ製作 その14

箱のframeが完成したので、バックパネルをはめる溝を掘ります。
深さはframeと同じ10mm。


次はバックパネルを作ります。
2枚を接ぎます。

上部がえぐれているのがサウンドホールです。
箱の中で響いた音がここから出てきます。
接ぐまえにサウンドホールを切ってあるのは、道具の関係です。
ジグソウを持っていないので、くり抜き加工の手段が限られています。
今回接いだ板の最大巾は400mmもあるので、後々くり抜くよりは予めきっておいたほうが楽だと判断しました。

これをまたハンマーダルシマーと同様に、ビスケットジョイントします。




この穴にビスケットを挟んで、クランプします。

バックパネルを作りましたが、次は台座を先にやりたいと思います。
完全な箱にすると、位置出しが面倒になりそうなので。
サウンドボードとバックパネルは一度つけたらもう取り外すことはできません。
接着アンド釘打ちです。

ハープはリペアできるようには設計されていないようです。
どこかの部材が破壊された場合、修理は困難を極めます。
ペダルハープの機械部分は、メンテナンスができるように設計されているかもしれません。

バイオリンよりは寿命が格段に短いと言っていいでしょう。


続く。

■関連記事
ハープ制作 その15
ハープ制作 その13

0 件のコメント:

コメントを投稿